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私は別に自分が「表現力豊かなドラマー」だとは全然思っていませんが、ショップで店員さんから言われる「これが最後の一台です」というセリフには弱いという事実は認めましょう(笑) しかしながらこのスネアと知り合った事は非常に幸運だったと心から思います。 きっかけは「Drummers Collective 25th Anniversary Celebration」という有名ドラマーが多数出演しているDVDソフト。 このDVDにピアノトリオで登場していた、ラテンドラムの第一人者、Horacio "El Negro" Hernandez(オラシオ・エル・ネグロ・エルナンデス)さん。私は演奏もさることながら、彼が使っているスネアのサウンドがどうにも気になって仕方ありませんでした。 そのサウンドは(ビールじゃありませんが)キレもあって、同時にコクもあって・・・クローズドリムショットからオープンリムショットまで、とにかくスネアの音が心地よい。私的に「超好み」のサウンドでした。また、彼のテクニックは本当に素晴らしく、まるで私のためにそのスネアを試奏してくれているかの様な(笑)サービス満点のプレイでした。 一体何のスネアを使ってるんだろう・・・ 彼はPearlのエンドーサなので「恐らくPearlのモデルを使っているだろう」と信じ(笑)、Pearlのカタログを見ながらドラムが映る度に何度もDVDを止めて、このモデルだと特定しました。ゴールドのフープやシェルの色、その深さからある程度判別を付けていましたが、何しろ決定打だったのはPearlのシグネチャーモデルの特徴である「餅が膨らんだ様なその特異なエンブレム(笑)」でした。 エンドースはムダじゃありません。 っていうか、すっかりパールの思うつぼです(笑) コパーのスネアドラムは初めての体験でした。 サウンドを一言で言うと人間味のある、まさに「大人の音」という感じ。 |
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かの「村上ポンタさん」は以前、このコパーのシェルで限定シグネチャーモデル(MPS-30SD/2)をリリースされていました。このシェル素材を積極的に使いたくなる気持ちが何となく分かりますね。深さの異なる二個一組のポンタさん限定モデルは既に完売ですが、同じパールのToshi Nagaiモデルや、他メーカーでもTAMAのハンドハンマード3mm、そしてMIKE BORDIN、ROY HAYNESモデルを擁したYAMAHAのシグネチャーなんかを全部試してみたくなるほど、このMS1440は素晴らしい。私にとってこの個性はズバリ大当たりでした。 | |||||||||||
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