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では何故そうなってしまうのでしょう? ある初心者ドラマーを追ってみましょう。
そして何ヶ月か経つと、少しずつですが進歩していきます。 メンバーから「あいつ上手くなってきたよ」と言われるのが、だいたいこの辺りですね。
で、ここから先が問題です。
そして他の楽器との決定的な違い、ドラムは悲しい事に 叩けるだけで「叩いている本人が」ある程度満足してしまう楽器 だということ。 そもそも何かを叩く事なんて誰でもできることです。また体全体を使って思いきり何かを叩くのはストレス発散にもなります。ドラムはちゃんとやるには「難しい楽器」だと思いますが、見た目「敷居は低そう」で「楽しそう」に見える罪作りな楽器なのです。他のパートをやっているバンドのメンバーが、リハの休憩時間にあなたのドラムを叩きたがった経験はありませんか? 赤ん坊や小さな子供は「アーアー」言いながらテーブルをよく叩いたりします。幼稚園児に最初に渡される楽器はカスタネット。太鼓とピアノがあるなら太鼓を叩きたがる子供の方が多い。太鼓の達人なんてゲームが意外に人気です。人にどう聴こえようがそんなものは関係ありません。人間の「本能の一つ」としてドラムに限らず「何かを叩いて音を出す事は実に気持ちイイ」のです。しかし成長し大人になるにつれ、TPOをわきまえず何かを叩いたりして音を出す事は「迷惑」とされ、人は次第に「叩く」という事を社会生活の中でやめてしまいます。 |
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な〜んちゃってね(笑)<続く>
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