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私が(新製品や現行モデルの中から)楽器を選ぶ時ですが、まずはショップからもらってきたカタログやチラシを見たり、ドラムマガジンなどの専門雑誌のインプレッション記事を読んだり、最近ならネットの掲示板やブログなんかで評判を調べたりします。そうやって写真で見て知って色々読んで…と、ある程度の検討を付けてから、気になったものを後日ショップにチェックしに行ったりします。 | |||
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そんな中でも時々、試奏した瞬間に「あっ!」って思う事があったりします。 本当に「あっ!」って声が出ちゃった事もありました。 次の瞬間ショップの店員さんが「ニヤリ」です(笑) それは「今まで何だか分からなかったけど、長いあいだ自分が探していたものが目の前に現れた」って感じで、どことなく運命の出会い、人間の永遠のテーマ「Boy Meets Girl(笑)」っぽいというか、体の中を「ビリビリ電気が走った」というか、こいつにはきっと「前世でめぐり逢っていた」かのような、どこかしら「安心感や懐かしさ」すら感じさせる・・・私の左脳の理屈なんか軽く超越してしまった楽器との遭遇・・・ あー上手く云えないや! とにかく「なかなか言葉にもならないような感動の一瞬」なのです。 もちろんその後はこれまた「理屈じゃない衝動」にかられ、多くの場合「お持ち帰りする」のですが、そんな感じに楽器に出会うことは本当に貴重で幸せな経験です。 |
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結局「あっ!」って感じるのはシンバルが多いかなぁ・・・例えば出会いはショップじゃなかったですが「602」のミディアムライド [link]、他にも「The Paiste Line」のDry Heavyライド [link] だったり、最近では本気で結婚すら考えているDark Energy Mark I ハイハット [link] だったりしますね。恐らくチューニングどうこうではなく、シンバルは叩いた瞬間に「その音」だからでしょうね。 | |||
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お客さんは今よりももっと安心して未経験の新商品を積極的に買えるし、プロドラマーさんも仕事が増えて一石二鳥です! あ、もし本当にやるんだったらアイディア料くださいね(笑) |
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この上の写真は何年一緒にいても飽きる事のない私の親友、BOSSの電子メトロノームDB-66です。何年使ってるかなあ・・・使いはじめてもう軽〜く10年は超えているはずです。とにかく誰が触ってもすぐ分かる「本能で使える」操作性。今では大きくてかさばりますが、おかげで無くしません(笑)、スピーカーも大きめなので電子音が「いい音」です。バックライトが無いのは時代を感じさせますがご愛嬌、暗いところで練習しなきゃ良いのです(笑)。ピンプラグのアダプタ買えばPHONES端子からアウトしてPAに接続できます。片耳にイヤホンしたりして「音の出ない練習台」とかで使ったなあ・・・こいつにはかなりお世話になりましたし、もちろん今でもお世話になっています。 もうずいぶん前の話なんですけど、これ生産終了になりました。新型が出ちゃってもう買えないんですって。寂しいねえ、これベストセラーだったんだよ。壊れたら(壊れた事無いけど)終わりじゃん。もちろん長年使用した愛着や慣れもあるでしょうけど、店頭でBOSSをはじめとする各メーカーの新型メトロノームを色々触ってみても、正直このDB-66の操作性と性能のバランスを超える製品にはお目にかかったことが無いですね。新しいモデルたちはもっとコンパクトで携帯しやすく、機能が豊富でいっぱいボタンが付いていて、ダイヤル操作で目的のテンポを素早く出せるようになっていて、ドラムにマウントできるような機能も付いているものもあって、クリック音を何種類も出せて、コーチ機能で自分のズレまで教えてくれて、自分がよく使うテンポを何パターンも記憶させることができるようになっています。いやぁスゴイねえ・・・ 乱暴な言い方だけどさぁ、プリセットなんてどうだってイイんだよそんなもんは! 多機能は多機能で別でやればいいじゃん、それよりこういうシンプルなイイ製品を無くしてはいけないんだ!! 多機能である方が値段を下げなくて良いし、そういうニーズも当然あるだろうし、私も新しいの買ってみたからその凄さもよく分かるし(本当にスゴイと思うし)、メーカーさんも命がけの競争だし、大人の事情もあるのだろうし、もはやDB-66が時代遅れなのは重々承知の上での発言だとご了承ください。 でも一つ確かな事は、安いものから高いものまで、私が触ってみた限り これに代わりうる製品は存在しないのです。 あぁ俺が商品企画やりてぇ〜!! リズム練習やドラマーの願望を叶えるシンプルで最高のメトロノームを作り出す自信があるっ! このページを作っていてDB-66の写真を貼り付けたら、何かどうしても言わずにはおれなかった。 告白しますが、このサイト「ぶっちゃけそれはそれでアリ!」のトップページにDB-66の写真を使用していたのは、実はこいつのレクイエムの意味も含めてのことなのです。 DB-66へ、これからも元気で末永く私の元にいて下さい・・・お願い!! |
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