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ベタな例えですが、時計ならブルガリやロレックス。クルマならロールスロイスだし、スポーツカーだったらフェラーリやポルシェ。自転車ならコルナゴやビアンキ。カメラの世界ならライカだツァイスだ。ハンドバッグはヴィトンでしたっけ(笑)人の物欲を刺激する、魅力的でなおかつステータスと呼ぶにふさわしいモノはこの世に数多く存在します。あれ?、気が付くと海外製品ばかりですね。 | |||||||||||||||||||
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例えばラディックの「ブラックビューティー」「スピードキング」、スリンガーランドの「ラジオキング」、ジルジャンの「オールドK」、パイステの「602」、ヤマハの「レコーディングカスタム」、パールの「プレジデント」、タマの「インペリアルスター」、カムコのフットペダル・・・etc そして現在でも、何年、何十年先の未来に「名機」と呼ばれるであろう製品もまた存在します。それは今あなたが使っている「穴の空いたチタン製スネアドラム」かもしれないし、ハイハットの開け閉めがワンタッチで出来る新機軸の「ツインペダルコントローラ」かもしれません。 今回は前置きが長かったですね。 実は私、この度手に入れてしまいました。 疑うべくも無くそれは「名機」であり、なおかつ所有する事が「ステータス」でもありうる、まさしく「究極」と呼ぶにふさわしいフットペダル・・・ そう、DW-9000です。 |
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ここで思い出話を一つ。そもそもDW(ドラム・ワークショップ)と聞いて思い出すのは大学時代。私の最初のDWの記憶は「ベストセラーのDW-5000をサークルの友人に見せびらかされた時」から始まります(笑)
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当時私が持っていたペダルは高校の部室からパクってきた(ゴメンナサイ!)フットペダルの名機、日本ではTAMAからリリースされていた「Camco」のHP35(上写真左:大好きでしたよ)と、同じ方法で手に入れた(本当にスイマセンでした!)YAMAHAのナイロンストラップペダル。ちゃんとバイトしてお金を出して買ったのは、今でも大好きなTAMAのHP45(当時、青山純さんが使用していると有名だったもの)でした。 「ねえ、これどうやって折りたたむの???」 赤い大きなアンダープレートが付いている友達のDW-5000(上写真右:やっぱカッコ良いな)は、コンパクトに折りたたむことも出来ず(今なお出来ず)、サイバーダイン101型というかジオンのモビルスーツっぽいというかゴツくてイカついメカメカしさがあって、当時ドラムのペダルとしては考えつかないほど尊大で(笑)、また各種の調整機能も大げさに感じ、さらに「アメリカ製で高額なんだ」と聞くと、何となく得も言われぬ反発心が沸き上がってきて・・・(笑)、友人の満足げな顔を見るにつけ多少の羨ましさを感じつつも、人と同じモノを後追いで買うのが「真似っこ」っぽくて嫌だった私は、その数年後対抗馬としてリリースされた国産TAMAのIRON COBRA(アイアンコブラ)のセカンドジェネレーションモデル、HP900Rを手にすることになります。<続く>
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