|
|||
|
|||
国内外の各社からリリースされている最近のフットペダルは「おいおい、ここまでいじれるのか!」と驚嘆するほど各種調整機能を擁しています(昔はバネの強さとビーターの長さを調節するくらいしかできなかった)。ご多分に漏れずこのDW-9000もチェーンを付属のベルトに変更することができたり、カムを六角レンチで自由に偏心(!!!)させて、踏み心地や踏み込みの加速度を変化させる事ができたりと、従来のフットペダルの常識を覆す恐るべき調整幅を有します。でも素で「スゲエ」と感心してしまうので、私には「まんま」でお腹いっぱい、何処もいじる必要のないパーフェクトな仕上がりだと思います。ちなみに長年使っていた私のアイアンコブラも調整機能はハンパではありませんでしたが、何となく「色々いじっても結局バランスが崩れるだけ」のような気がして、ビーターバランサー(重り)を外した以外、ほとんど調整はしませんでした。 | |||
以前、レッスン中にどうもペダルのプレイが上手くいかず、先生にいろいろと質問をしていました。
フットペダルといえば、軽かったり重かったり、スピーディーに踏みやすかったり、奏法でも例えばダウン奏法がやりやすいペダルだったり、アップ奏法に向いてる感じがするペダルだったりと、今まで恥ずかしながら私は「踏みやすさ」や「踏み心地」しか考えた事がありませんでした。家に帰って手持ちのキックペダルを何台も取っ換え引っ換え試してみると、確かにそれぞれ音質が全然違います。・・・いやはや認識不足でしたね。 DW-9000の「シルクのような踏み心地」に感動して私は購入を決意したのですが、いざ自分のセットに取り付けて踏んだ瞬間、他のペダルとの「あまりの音の違い」にがく然としました。グッと締まったサウンド、またいつもより低音も出ている感じがします。先生が言う「音が良い」とはこのことなのでしょうか、ビーターの形状のせいなのか、それ以外の理由があるのか・・・まるで別のバスドラを踏んでいるかのような印象でした。 |
|||
|
|||
最近の心配事は「ちょっとやそっとのウデ(足)じゃ、なかなかDW-9000は持って行きづらいフットペダルだ」ということ。例えばライブなどでタイバンのドラマーから 「あの人9000使ってるのに全然上手くねえな(笑)」 と言われてしまいそうで恐い・・・ 今現在の私とこのDW-9000では明らかにDW-9000の方が偉い。正直楽器の性能に負けております。例えるなら初心者マークがポルシェやフェラーリに乗っているようなもの。もしこの超高性能ペダルをもってしても上手く踏めないのであれば、間違いなく「私が」悪い。 嗚呼、こんな事では恥ずかしい! なので「絶対に良いプレイができるように」なってみせます!! そう、このハイハットスタンドと共に! って、こっちも買ったんかい!!!
|
|||
|
|||
|