「十年一昔」と言います。皆さん十年前何やってました？
私はプロを目指してバンドマンをやっておりました。当時付き合っていた彼女と同棲しながらアルバイトで生計を経て、見えない闇の中を必死にもがいていたのが十年前。今になって思い返すと、それはそれは“切なくも美しい日々”でした。
大切に扱っているつもりでも、十年も経つとね、色々と問題が起こってくるものです。あ、楽器の話ですよ（笑）
ここで、およそ十年前に誕生したドラムを紹介します。

YAMAHAのフラッグシップ“Maple Custom Vintage”
そしてTAMAのハイエンドシリーズ“Starclassic”です。
楽器紹介のページで書いた通り、私はそれぞれのモデルのスネアドラムを所有しています。YAMAHAがMSD0115、TAMAがSMS1465というモデルナンバーです。

それぞれのスネア紹介のページでも書いた通り、この2台を近ごろドックに入れまして、問題のある部分や故障した個所を徹底的にレストアしてもらいました。（いやこの場合「テッテ的」というのが正しい文法です）
10年間酷使し続けた木胴スネアは、思ったよりも結構痛んでいたようで、メーカー各位に多大なるご尽力を賜りました。思いもよらない寛大な対応をしていただいた、ヤマハ株式会社さんと、図々しい無理な注文を聞いていただいた、星野楽器株式会社さんにこの場を借りて御礼申し上げます。

この2台のスネアドラムの修理とその顛末は、ほぼ同時進行で起こっていた事です。以下のリンクをクリックしてご覧ください。
2004年10月から11月、修理はリアルタイムで進行する・・・


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